大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

薄毛、抜け毛予防のための食生活

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夏の過酷な環境に、頭皮は深刻なダメージを受けて疲れ切っています。
夏に受けてしまったダメージは、今の時期にしっかりケアしないと、秋以降に抜け毛が多くなり、深刻なトラブルを引き起こす可能性も・・

  • 頭皮の夏疲れが出る原因

1.頭皮の夏疲れが出る原因

  • 紫外線
  • クーラーによる乾燥
  • 室内と屋外の温度差
  • 汗や皮脂の分泌量増加

このように夏の間に蓄積されたダメージを取り除きケアすることが、薄毛、抜け毛を防ぐ一番の解決策です。
そのためには、まず普段の食生活から見直していきましょう。

2.薄毛、抜け毛対策にオススメな4つの栄養素

1 .たんぱく質(アミノ酸)
毛髪の85%はケラチンと呼ばれるたんぱく質で構成されています。
ケラチンやそれを合成するアミノ酸を多く含む食品としては、肉類(特に牛肉、鶏肉、レバー)、魚介類(特にカツオ、マグロ、うなぎ)、牛乳、チーズ、大豆などがあります。昆布や味噌、しょうゆに含まれるグルタミン酸もケラチンを合成するアミノ酸のひとつです。
普段の食事で摂取しやすいものばかりですね。
ただし、味噌やしょうゆには塩分が多く含まれるので、摂 り過ぎには注意しましょう。


2.ミネラル
薄毛、抜け毛対策でとくに重要なミネラルは、ケラチンの生成にかかわる亜鉛です。
亜鉛は、薄毛の原因の一つとされている「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質の生成を間接的に阻害するといわれています。
亜鉛を多く含む食品としては、牡蠣、豚レバー、うなぎ、かつおぶし、卵などがあります。
薄毛が気になる方は、適宜サプリメントを活用するのもよいかもしれません。
ただ、あくまでも普段の食生活の見直しが重要であり、サプリメントは補助的なものです。
またサプリメントの飲みすぎにはくれぐれも注意しましょう。

3.ビタミン
ビタミンにはさまざまな種類があり、そのほとんどが体内では生成できません。
そのため毎日の食事でしっかりと取り入れましょう。
薄毛、抜け毛対策におすすめのビタミンと多く含む食品は次のとおりです。

  • ビタミンB2(豚や鶏のレバー、海苔、魚肉ソーセージ、アーモンドなど)
  • ビタミンB6(しじみ、あさり、カツオ、ごまなど)
  • ビタミンC(アセロラやキウイなどのフルーツ、赤ピーマン、ブロッコリーなどの野菜 )
  • ビタミンE(アーモンド、ひまわり油、うなぎ、落花生、豆乳など)
  • ビタミンA(豚や鶏のレバー、人参やモロヘイヤなどの緑黄色野菜、うなぎ、チーズな ど)

4 イソフラボン
大豆に多く含まれるイソフラボンには、細胞老化を促す活性酸素の抑制作用があります。
また、たんぱく質を多く含み、亜鉛と同じく「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を阻害する効果も期待されています。
イソフラボンを多く含む大豆製品としては、豆腐、納豆、味噌、油揚げ、高野豆腐、豆乳などがあります。いろいろな調理方法を工夫して、ぜひ毎日の食事に取り入れたいですね。

3.食事面で薄毛、抜け毛対策をするにあたり気を付けたい三つの食習慣

1 高脂質、高カロリーな食べ物
高脂質、高カロリーな食事は皮脂の分泌量を増やし、頭皮がべたつく原因となります。,
皮脂量が増えると毛穴が詰まり、頭皮環境が悪化する可能性があります。
その結果、薄毛、抜け毛が進行するため、脂っぽい食事を好む方は、回数や量を減らすなどの工夫が必要で す。

2 アルコールの過剰摂取
アルコールの分解には、アミノ酸やビタミンなどさまざまな栄養素が消費されます。
アルコールの分解に多くの栄養が消費されれば、その分頭皮へ運ばれる栄養が少なくなります。
お酒の飲みすぎは頭皮だけでなく肝臓などにも負担をかけ、むくみの原因にもなります
十分ご注意ください。

3 過度な食事制限
毛髪は食事から摂取した栄養を使って成長します。
食事量を減らせば、頭皮に十分な栄養を届けられなくなります。
食事はバランスが一番大切です。
ダイエット中の方は、食事だけで痩せようとせず、運動もしながら健康的な減量をおこなうようにしましょう。
食べ物と毛髪の状態は密接に関係しています。
食生活を改善することで、身体の内側から育毛環境を整えていきましょう。
それとあわせて、頭皮のマッサージなど、頭皮の血流をよくする方法もとりいれましょう。