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肋骨と肩こりの関係

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猫背の人やパソコン作業などで前かがみの姿勢を長時間続けている人は、背骨がゆがんでくるだけでなく、肋骨がゆるんで横に広がってきます。
するとバストを支える筋肉も衰え、垂れ下がりやすくなります。
さらにこうした姿勢は肺を圧迫して呼吸を浅くし、胃にも負担がかかって消化不良の原因に。
最終的に代謝も落ちて、痩せにくい身体になったり、肩こりや腰痛の不調につながります。

  • 背中や腰が痛む人は横隔膜を正しく使えていない
  • 肋骨が開いているかどうかのチェック方法
  • 正しい姿勢とは
  • 肋骨は美バストにも関わってくる

1.背中や腰が痛む人は横隔膜を正しく使えていない

背中や腰が痛む人は横隔膜を正しく使えていないケースがあります。
横隔膜は息を吸うと下がり、息を吐くと上がります。
息を吸う時は横隔膜と外肋間筋、息を吐くときは内肋間筋、外腹斜筋、腹直筋、腹横筋、内腹斜筋を使います。
肋骨は息を吸う時に外に開き、吐くときに内に閉じていきます。
吸う時は交感神経が働き、吐くときは副交感神経が働きます。

現代人ばストレスが溜まっている人が多く、ストレスが溜まると交感神経が優位になります。
すると息を吸う方がメインになり、横隔膜を使いすぎて固まり、肋骨が開いて背中や腰をそりやすくなります。

肋骨周辺の胸椎はよく動く身体の部位の1つです。
ここの動きが悪いと肩こりや腰痛の原因となります。また、酸素は血流にも関わっており、酸素が不足すると筋肉も血流が悪くなり、コリや痛みを引き起こします。

肋骨は肩甲骨まわりの筋肉とも連動しています。
そのため、肩甲骨周りの筋肉が硬くなると肋骨が縮こまり、肩が突き出た猫背になります。
すると呼吸が浅くなり、ますます血流が不足し、肩こりは悪化します。

2.肋骨が開いているかどうかのチェック方法

みぞおちにノートの角をあてて、角度が90℃以上以内であれば、肋骨は正常な位置にあります。
反対にみぞおちの角度が90℃以上広がっている場合は肋骨が広がっています。
そういった場合は背骨周辺と脇腹の筋肉を緩めていく必要があります。

肋骨を正しく動かすには呼吸方法も大切になります。
胸の上の方、鎖骨近辺、背中側が膨らんでくること、肋骨が動くのを感じて呼吸ができるのが良いです。
みぞおち付近の肋骨に手を当てながら呼吸をするのがオススメです。


また、バスタオル2枚を丸くまるめたものやストレッチポールやフォームローラーを、背骨(左右の肩甲骨の間)に縦にあてます。
そのまま上半身を倒して、両腕を上げて手のひらを床につけるように伸ばします。
左右の小指同士をくっつけて床につけるようにし、3~5分間キープする事で肋骨の位置を元に戻していきます。

肋骨ほぐしもオススメです。
バスト周りを手のひらで大きくさする事や左右脇腹の肋骨部分に手のひらをあててゆっくりと左右上下にさする事で肋骨ほぐしができます。

3.正しい姿勢とは

呼吸が深まり、肋骨が正しい位置になると背骨や骨盤の位置も整ってくるので、姿勢改善にもつながります。
正しい姿勢とは背筋を張るのではありません。
脚の裏から見た、スネの太い骨の場所に体重をのせて、スネの太い骨に乗る意識を強くもつと自然になります。
座る時は座骨の位置をイメージしてそこに体を乗せるように座ると良いです。

4.肋骨は美バストにも関わってくる

上向きの美バストを実現するのに重要な筋肉は大胸筋と肋間筋です。
大胸筋はバストの土台になる筋肉です。
ここが凝り固まっていると、バストへの血流が滞り、ハリが失われてたれやすくなってしまいます。
また、肋間筋に柔軟性がないと、肋骨は左右に広がったままになります。
そうするとバストも引っ張られて、左右の胸が離れてしまいます。くびれがなくなるのも肋間筋の硬さです。

肋骨の動きが良くなると、背骨のひずみが整い、肩や骨盤・股関節・四肢などの関節が整い、柔軟性が高まり、血流改善にもつながります。
結果肩こりや痛みの改善につながります。
また、深い呼吸になると、腹圧が高まる事で、インナーマッスルを鍛える事ができます。
肩凝りや腰痛にお悩みの方は肋骨にアプローチするのもオススメです。
ANDONAの深リンパトリートメントは背中の工程で脇腹の筋肉を緩めていきます。
その際、肋骨当たりも触らせて頂くので、肋間筋にもアプローチしてリンパ管の詰まりを取り除いていきます。
腋窩リンパの詰まりも取り除いていくのでむくみの改善にも繋りますので、是非お試しください。