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免疫を上げる食材と5月におすすめの食材

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その他、5月におすすめ食材

1.免疫とは

免疫とは生まれながらに持っていて、侵入直後、ウイルスを攻撃する<自然免疫>の働き。
自然免疫の仕組みでは、白血球や体細胞などがインターフェロンというタンパク質をつくり、ウイルスの増殖を抑えようとします。

それでも処理しきれなくなると、ウイルス感染が進みます。
その中で<獲得免疫>の働きが生じます。
白血球の中でも主にB細胞やT細胞と呼ばれる細胞が、ウイルスへの攻撃に変わります。

免疫を上げるには、免疫に関わる白血球を活性化させ、体温を上げて戦闘態勢になってもらう必要があります。
しかし栄養状態が悪くなり、運動不足になると、免疫力は下がります。

2.免疫をあげるためには

・たんぱく質を十分に摂る
体内に侵入した異物(特にウイルス)をT細胞が撃退してくれます。
良質なたんぱく質を摂ることで、体内に大量につくることができます。
➡魚(青魚)、肉、卵、大豆製品


・緑黄色野菜
ビタミンC
白血球の免疫力を高める働きがあります。
これにより風邪やウイルスに対する抵抗力が高まります。


コラーゲンの生成にや副腎皮質ホルモンの生成を促す働きもあり、ストレスに負けない手助けも。
➡ピーマン、ブロッコリー、キウイなど


ビタミンE
免疫細胞の活性化と共に活性炭素を中和する作用を持ちアンチエイジングにも効果的
➡アーモンド、かぼちゃなど


・乳酸菌
免疫機能の大部分を占める腸内環境改善のため善玉菌の増加に効果的
➡納豆、チーズ、ヨーグルト、みそ、漬物など

3.今月(5月)のおすすめ食材

5月はいつもよりしつこくネガティブな感情を感じやすくなります。
これは主に胃腸の炎症が原因。
この胃腸を癒してくれるのはアブラナ科の野菜(ブロッコリースプラウト、ルッコラ、わさび菜、小松菜など)

5月は4月からの新しい環境に一生懸命努力した後にくる月です。
心身ともども疲労が溜まっている月ともいえるでしょう。
5月病になるのもこれらが関わっています。
腸などの炎症が発症すると、いらいらしたり、不安になったり、落ち込んだりとマイナスの感情をうけたりします。

梅雨が始まる前でもあり、ジメッとした季節、湿度が増えると<カンジタ菌>が増えます。特に腸内に生息しやすい特徴があります。
腸内環境を善玉菌優位にできると、腸内が弱酸性になるため、カンジタ菌が住みにくい環境になります。
オレガノ、にんにく、しょうが、わさび、こしょう、バジル、ローズマリーなどのスパイスやハーブがおすすめです。

4.その他、5月におすすめ食材

薬味(抗菌作用)、フェンネルシード(抗菌、体を温める作用)、ミックスビーンズ(心の栄養となるたんぱく質、ビタミン、鉄などのミネラル、食物繊維が豊富)、キャベツ(炎症を抑える、ビタミンCも)、かぶ(腸や肝臓の炎症を抑える)、昆布(傷ついた腸壁の保護、ミネラル、ヨウ素も豊富)、切り干し大根(食物繊維、アミラーゼ、ジアスターゼをたっぷり含む)。

免疫をあげるためには、色々な食品を適度に取り入れ、摂りすぎることのないよう、バランスよく栄養をとり、ストレスがたまらないように適度に運動やリラックスできるように心掛けるといいですね。