大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

二日酔いや肝臓の疲れにおススメの精油

肝臓の働きは多岐にわたります。
栄養の貯蔵や供給、解毒、血液の貯蔵や古くなった赤血球の破壊など、生命を維持していく上で、重要な役割を担っています。
その一方で「沈黙の臓器」とも言われ、約8割が破壊されるまで、何も言わずに働き続けるのも特徴。
症状が出てからでは手遅れになることもあるので、日頃から負担をかけないようにするのが大切です。

今回は二日酔いや肝臓の疲れにおススメの精油をご紹介します。

  • 二日酔いや肝臓の疲れにおススメの精油
  • それぞれの精油の特徴
  • 精油の使い方
  • 注意したい精油

1.二日酔いや肝臓の疲れにおススメの精油

二日酔いや肝臓の疲れにおススメの精油は下記の精油です。
胃腸を働きを良くする健胃作用のある精油が良く使われています。
こちらのブログもご覧ください。吐き気、胃痛、便秘などの消化器系の不調を整える精油

  • レモングラス
  • ジュニパー
  • ペパーミント
  • ジンジャー
  • スイートマージョラム
  • レモン

次に各精油の特徴について詳しくご紹介していきます。

2.それぞれの精油の特徴

レモングラス
トムヤンクンの原料でもある葉っぱから抽出される精油は健胃作用を持つリナロールを含んでおり、すっきりとした香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。

ジュニパー
肝臓刺激作用のある成分が含まれており、飲み過ぎ、食べ過ぎた時のトリートメントにブレンドする精油としてオススメです。
うっ滞除去作用にも優れているので、むくみの除去やダイエット効果としてグレープフルーツとのブレンドもオススメです。

ペパーミント
消化機能促進作用のあるメントンという成分が含まれており、消化器系の不調時におススメの精油です。
清涼感のある精油なので夏のトリートメントにもオススメできる精油です。

・ジンジャー
生姜から採れる精油は体を温め消化機能を促進してくれます。
刺激や香り立ちも強いので、少量でも効果を発揮してくれます。
鎮痛作用にも優れており、肩こりや生理痛の時にもオススメしたい精油です。

・スイートマージョラム
爽やかな甘さに少しスパイシーさが混ざった香りはストレスでぐっと力が入ってしまい、力が抜けれない時に心身のバランスをとってくれます。
鎮静作用と緩和作用が入っており、自律神経のバランスを整えてくれます。
また、消化機能のトラブルにも優れているだけでなく、肩こりなどの筋肉の炎症、生理痛など幅広く活用できます。
ラベンダーの香りが苦手な人にもオススメの精油です。
他の精油の香りの邪魔をせず、いろいろな香りの精油と相性が良いのも特徴的です。
・レモン
殺菌効果に優れ、食中毒の予防にも効果的です。
消化管の動きも促し、停滞感や便秘の改善にもオススメです。
光毒性が心配な方は圧縮法で採油された精油ではなく、水蒸気蒸留法で採油された日本産のレモンの精油を選んでください。

3.精油の使い方

胃腸の働きが弱っている時と使い方は一緒です。
こちらのブログもご覧ください。吐き気、胃痛、便秘などの消化器系の不調を整える精油
まず、手軽に香りをお楽しみ頂けるのは芳香浴です。
マスクに2滴ほど精油を垂らして、マスクをつけると、香りをお楽しみ頂けます。

お腹の調子が良くない時には精油をブレンドしたキャリアオイルでお腹のマッサージも効果的です。
おへその周りを時計まわりにマッサージしたり、おへその周りのツボを押すのもオススメです。

お腹を温める温湿布もオススメの方法です。
お湯の中に精油を3滴ほど垂らして、その中にタオルを入れます。
お湯をつけたタオルを絞って、お腹を温めて下さい。

4.注意したい精油

今回ご紹介した精油は優れた効能を持っていますが、どの精油も皮膚刺激に注意が必要です。

  • 皮膚刺激⇒・レモングラス・ジュニパー・ペパーミント・ジンジャー・レモン
  • てんかん⇒ペパーミント
  • 腎疾患⇒ジュニパー
  • 光毒性⇒レモン

暑い時期になり、ビアガーデンでお酒を飲む機会が増える季節にもなりました。
お酒はほどほどに飲むのが一番ですが、飲み過ぎてしまった時はご紹介した精油を取り入れて芳香浴やトリートメントを試してみてはいかがでしょうか。好みの香りとブレンドしてみるのもオススメです♪