大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

【10日間の肌質改善】アコライムは何故短期間でニキビ肌を改善できるのか?

「10日間の肌質改善」をキャッチコピーとして販売されているアコライムですが、特にニキビやお肌の炎症でお悩みの方が使用されています。
アコライムは使用する事で乾燥によってできるニキビや繰り返す炎症をストップしてくれますが、それはいったいなぜなのでしょうか?

  • アコライムが何故ニキビに効果があると言われているか?
  • ニキビが起こる原因
  • アクネ菌について
  • ニキビ肌の方向けのホームケアのやり方
  • まとめ

1.アコライムが何故ニキビに効果があると言われているか?

・基材の違い
一般的な化粧水は「精製水」を基材として使用していますが、アコライムは「センチフォリアバラ水」を使用しています。
アロマやオーガニックコスメでも「ローズ(バラ)」はスキンケアに使用されていますが、このセンチフォリアバラ水は抗炎症作用・常在菌の繁殖に最適な環境作りに適しています。
※アコライムはニキビ肌や炎症肌、さっぱりとしたテクスチャーが気になる方をターゲットとして作られています。

・植物幹細胞の中でも生命力が非常に強い植物の幹細胞が配合されている
アコライムは2014年にサロン業界に登場しましたが、植物幹細胞コスメがまだ有名でなかった頃から、植物幹細胞に着目していました。
紫外線がとても強い地域に生息している植物の幹細胞だったり、腐らないリンゴの幹細胞を配合したりと植物の中でも非常に生命力が強い植物を厳選した上で幹細胞を採取しています。

・植物幹細胞だけではなく、ヒト幹細胞培養液も配合されている。
このブログでも何度か幹細胞についてもご説明していますが、ヒト幹細胞培養液が2018年から処方されました。
これにより、お肌のトラブルをさらに改善しやすくなっています。


・ただ栄養を補うだけでなく、肌の細胞自体を活性化させる。
一般的な化粧水には保湿成分が配合されていますが、アコライムには一切それが入っていません。
それは高分子体の成分が蓋をしてしまう事で水分を細胞にまんべんなく浸透させるのを邪魔しないようにさせるためです。
保湿力たっぷりの化粧水や乳液や日中のミストを使用しても乾燥肌が改善されない場合は「つけすぎ」によって細胞への水分浸透を高分子体の成分が邪魔してしまうという事が考えられます。

・肌の健康を保つために重要な働きをしてくれる「常在菌」の繁殖作りを助けてくれる成分が配合されている。
常在菌はお肌の水分と油分のバランスを一定に保つように働いています。
このバランスが崩れてしまうと、乾燥から肌を守ろうと足りているにも関わらず、皮脂を分泌します。
「テカリ肌」になるのはこのような理由からです。
皮脂の分泌のバランスを整えてくれるので、男性の方もスキンケアにお使い頂けます。

  • 基材そのものが肌トラブルに効果がある
  • 生命力が非常に強い植物幹細胞が配合されている
  • 植物幹細胞だけではなく、ヒト幹細胞培養液も配合されている
  • ただ栄養を補うだけでなく、肌の細胞自体を活性化させる
  • 肌の健康を保つために重要な働きをしてくれる「常在菌」の繁殖作りを助けてくれる成分が配合されている

上記がアコライムの大きなポイントです。
ではつぎにニキビが起こる原因を上げていきます。

2.ニキビが起こる原因

ニキビが起こる原因は、「皮脂のつまり」「乾燥」によって起こります。

10代の皮脂分泌が盛んな時期は、余分な皮脂が原因になるものもありますが、20代をすぎてできるニキビ(大人ニキビ)は、毛穴の角質が厚くなり、つまることが原因でおこります。

毛穴がふさがれると、皮脂がつまり、その皮脂を栄養源としてアクネ菌が繁殖し、炎症をおこしてニキビが悪化していきます。

次に、毛穴をふさぐ要因の一つに、肌の乾燥があげられます。
乾燥によって古い角質がはがれおちず毛穴のふたとなって、出口をふさいでしまいます。

また、皮脂が多い場合は、古い角質と皮脂がまざって角栓をつくり、毛穴をつまらせてしまいます。
その他にも、ホルモンバランスの乱れや、ストレス、男性ホルモンの増加や、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などで、体内バランスが乱れ、免疫力が低下することがニキビの原因となります。
なので、ニキビの場合は、肌状態だけでなく、体内の状態も考慮しなくてはなりません。

  • 10代のニキビは思春期特有の体質、20代以降は生活環境によるものが大半です。
  • 肌状態だけでなく、体内の状態も考慮する必要があります。

3.アクネ菌について

アクネ菌とは肌表面のバランスを正常に保つことに貢献している細菌で、常在菌の一種です。
思春期以降の男女の皮膚にはほぼ100%住みついており、空気のあるところでは、生きられない菌なので、毛穴の奥など空気のないところにひそんでいます。
普段はお肌のバランスを保つために良い働きをしてくれますが、お肌のバランスを崩してしまうと悪さをしてしまい、ニキビを引き起こしてしまいます。
ニキビ肌の改善にはこのアクネ菌をどうするかが大事ですが、洗い過ぎると、常在菌が少ない肌になってしまい、肌トラブルを繰り返してしまい、ニキビを悪化させる原因になってしまいます。
洗いすぎず、きちんと保湿をして皮脂と水分のバランスを保つ事がニキビ肌を改善する最短の方法です。

  • ニキビ肌を改善するには洗いすぎず、きちんと保湿をして皮脂と水分のバランスを保つ事が大切

4.ニキビができる過程

皮脂のつまりから黒ニキビ⇒白ニキビ⇒赤ニキビ⇒膿が出て痛みが伴ってきます。

①毛穴の出口付近の角質が厚くなる
毛穴の出口が厚くなり、出口がふさがれ毛穴に皮脂が詰まっていきます。
この段階では毛穴の変化はまだ目には見えません。

②面疱(コメド)ができる
毛穴に皮脂が詰まったものを面疱(コメド)といいます。コメドは開放面疱と閉鎖面疱があります。

<開放面疱>
毛穴の出口が多少開いており、黒くボツボツとして目立つようになります(黒ニキビ)

<閉鎖面疱>
毛穴の出口が閉じており、出口がないぶん開放面疱より大きな炎症を起こしやすい状態です。
表面からはみえないが、触ると奥にしこりが触れるようなものは、閉鎖面疱が大きくなって化膿したものです。

<白ニキビ>
この段階で皮膚の内側から透けて見える状態をいいます。

③炎症が起こる
皮脂を栄養源にしてアクネ菌がどんどん繁殖し、炎症が起こります。
表面からもはっきり見えるようになり、赤ニキビの状態になります。

④炎症が悪化して膿をもつ
白血球の一種(好中球)が、増えすぎたアクネ菌を攻撃しはじめます。
毛穴の中で、菌と好中球が戦うので、炎症はひどくなり、膿をもっておできのようにはれあがってきます。

⑤炎症が毛穴の周りまで及ぶ
アクネ菌と好中球の戦いが激しくなると、毛穴の壁全体が壊れてしまうことがあり、かなりの痛みを伴う炎症が起こります。
この時期になると、表面からは熱をもった硬いしこりのように触れ、いくつかの毛穴にまたがったようになります。

⑥ニキビの膿がでるか吸収される
炎症を起こしたニキビの膿が外に排出されます。
ニキビが深く膿がでない場合は、中でゆっくりと吸収されていきます。

⑦陥没してニキビ痕になる
炎症が鎮まって痕だけが残ります。
痕がどの程度残るかはどの段階まで進んだかによって決まりますが、真皮層までダメージが起きてしまっているので、跡が残ります。
ニキビ痕によるクレーターはこの段階です。

ニキビ痕になってしまうと、なかなかホームケアだけでは改善ができないので、ハーブトリートメントやレーザー治療をされるケースが多いです。

  • 毛穴に皮脂がつまる
  • 毛穴に黒いボツボツとした物ができる
  • 皮膚の内側から透けて見えるようになる
  • 皮脂をエサにしてアクネ菌が炎症を起こして赤ニキビができる
  • 白血球の一種の好中球がアクネ菌と戦うことによって、炎症がひどくなる
  • 炎症後に膿が出て、場合によってはニキビ痕としてクレーターのようなでこぼこ肌になる

5.ニキビ肌の方向けのホームケアのやり方

まずは、ローションのみから使い始めます。
アコライム ローションだけでも確実に効果が上がります。
最初はお肌の内部が乱れている状態なので、赤みやひりつきなど出ると思いますが、合わないわけではなく、お肌の状態を整えようとしている段階なので、悪いものではございません。(筋トレ後の筋肉痛のようなものです。)
赤みやひりつきが気になる方は、精製水とローションを半々で希釈して使用をお願い致します。
ひりつきなどが気になければ、ローションは浸透率がとても高いので、原液のまま使用して頂くのがお勧めです。
慣れてきたら、アコライム セラムやクリームと徐々に増やしていくのがお勧めです。

洗顔ですが、刺激の少ないタイプの洗顔料を使用してぬるま湯で洗い流してください。
洗顔では洗いすぎない事が大切です。
一般的に洗浄力の強い順でシートタイプ > オイルタイプ > ジェルタイプ > クリームタイプ > ミルクタイプの順です。
 ニキビで悩まれている方は肌に必要な常在菌の数も減ってしまっている可能性があるので、洗浄の際に刺激が強いシートタイプとオイルタイプは基本的に使わない方が良いかと思われます。
アコライムローションと同じラインのアコライム リムーバーはジェルタイプのメイク落としですが、汚れを分解し、常在菌の繁殖を手助けするので、ニキビ肌の改善に良いです。

  • ローションで肌状態を整える
  • 慣れてきたらセラム、クリームとアイテムを増やして肌状態を活性化させていく
  • 洗顔は洗いすぎず、肌刺激の少ない物を選ぶ
  • 常在菌の繁殖を手助けてくれるスキンケアアイテムを選ぶ

6.まとめ

ニキビ肌は「過剰な皮脂の分泌」によって引き起こされますが、この過剰な皮脂の分泌は乾燥肌や生活環境、洗いすぎなど誤ったスキンケアによって引き起こされます。
保湿をしても、ニキビ肌が繰り返されるようでしたら、一度常在菌のバランスを整えてくれるスキンケアアイテム「アコライム」でニキビ肌が改善されるかどうか試してみてはいかがでしょうか?
白ニキビの状態のうちにしっかり対処していく事で、だんだんトラブル知らずの肌に改善していきます。