大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

お肌のたるみを改善するにはどうすれば良いか。

寒い冬から春先にかけて生じる肌トラブルの1つとしてあげられる問題として「乾燥肌」があります。
乾燥肌になってしまうと、ニキビやしわだけではなく、お肌のたるみも引き起こしてしまいます…

本日はたるみの原因とたるみの改善方法についてご紹介します。

  • たるみが起きる原因
  • たるみの予防方法とは
  • たるみを改善するには

1.たるみが起きる原因

まず、たるみが起きる原因に1番の理由として「肌の弾力低下」があげられます。
表皮、下に真皮、その間に基底膜という3層から成り立っています。
皮膚に多く存在する弾力や強度に関与するコラーゲン(たんぱく質の一種で種類もたくさんあります)、コラーゲンを結びつける役割を持つエラスチンの質の劣化が考えられます。
コラーゲンやエラスチンにアプローチした美容液やスキンケア用品でお肌の弾力低下を防止する事が大切です。

また、この弾力低下を引き起こす要因として、エネルギーの貯蓄、保温などの働きをしている「皮下脂肪の衰え」も関係しています。
皮下脂肪が肥大化すると、重力の影響で下に落ちていきます。
最近、注目されている身体の糖化(体の中で糖とタンパク質が結びついて、強い毒性の「AGEs」という老化物質が蓄積する現象です)もたるみに大きく関わってきます。
肌の内部でこの糖化が進むと、コラーゲン同士が固まってしまい、弾力のないゴワゴワした肌になってしまいます。
急激に肌の乾燥を感じる場合もこの糖化が考えられます。

使われていない筋肉はどんどんその機能が衰えて、皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなります。
顔の筋肉も身体同様です。適度にフェイスマッサージをして顔の筋肉のコリを解す事も大切です。

2.たるみの予防方法とは

たるみの原因は「外的要因」「内的要因」「生活習慣要因」があり、これらといかにうまく付き合っていくかが大切です。

~外的要因~
紫外線・乾燥・ストレスなどがあげられます。
肌内部の組織を破壊してしまう紫外線は、たるみはもちろんの事ですが、お肌の老化の一番の原因です。
紫外線を浴び続ける事で細胞の質が変わってしまい、充分に水分を保持できずに乾燥を招きます。
シミも紫外線ダメージによって起こります。放置すると脂漏性角化症などを招いてしまいます。
ストレスも肌トラブルと密接に関わってきます。過度なストレスは人間の自律神経とホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまい、肌トラブルに繋がってきます。
しっかりとUVケアをすることと保湿をすること、そしてできる限りストレスを溜めずに発散させる事が外的要因をとりのぞく予防方法に繋がります。

~内的要因~
・活性酸素
「活性酸素」とは、外部から侵入してくる菌や微生物を排除してくれますが、その反面細胞内の酵素で分解しきれない余分な活性酸素は、身体の細胞を傷つけ、体内の物質と反応してしまい他の物質をサビさせてしまう面も持ち合わせています。
活性酸素はお肌・身体とともに老化やガン・高血圧・動脈硬化など様々な悪影響をもたらすといわれています。
これを防止するにはビタミンC・ビタミンE・ビタミンAなどを多く含む食材を摂取し、抗酸化作用とのバランスを取る事がとても大事です。


~生活習慣要因~
・睡眠不足・喫煙・栄養不足などこの上記3つは活性酸素の発生要因でもあります。
あてはまる方は少しでもその要因を減らしていくことが大切です。

3.たるみを改善するには

前述のようにたるみは「乾燥」や肌の真皮層のコラーゲンとエラスチンの弾力の低下によって生じます。
その為、乾燥肌にならないようにしっかり保湿をしてケアをする事とコラーゲンとエラスチンの弾力をキープする事が大切になってきます。
また、お顔の弾力を維持するために、適度にフェイスマッサージを取り入れる事もたるみの改善につながります。

また、頭の筋肉もお顔の筋肉と繋がっているので頭のマッサージをする事で頭のコリを緩和させると同時にお顔のたるみの改善にもつながります。