大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

“しわ”の話

お顔には、感情を表現するために発達した表情筋が存在します。
そのためお肌の乾燥やハリ・弾力がなくなってくると表情に沿って溝ができるようになり、戻らなくなります。
この溝がしわです。
しわには「小じわ」「大じわ」「ちりめんじわ」「表情じわ」があります。
しわは、はじめのうちは血行不良や乾燥などが原因の軽度のもので、角質層内の水分量の減少を改善すると目立たなくなります。
症状が悪化し慢性的になると、しわが真皮層に広がり改善の難しいものになります。


次にしわの原因についてご紹介します。

  • しわの主な原因
  • しみ対策のホームケア【小じわ・ちりめんじわ】

1.しわの主な原因

■紫外線
紫外線によるコラーゲン繊維の変性


■老化角質
角質の厚化、硬化、角質内の水分低下


■栄養不足
たんぱく質、ビタミン、ミネラルの不足による血液循環低下


■寝不足
ホルモンや自律神経の乱れによる細胞の疲労


■精神的疲労やストレス
ストレスによる活性酸素の発生
緊張による筋肉の硬化、萎縮


■間違ったお手入れ
石油系界面活性剤を使ったクレンジング剤や洗顔料の乱用
洗いすぎ、擦りすぎ
合わない化粧品選択

2.しみ対策のホームケア【小じわ・ちりめんじわ】

洗顔後や、指先で広げると消える浅いしわです。
「一過性のしわ」「乾燥しわ」と言われ、スキンケアでの改善が見込まれます。
クレンジング剤や洗顔料の中には、洗浄力を高める成分でお肌の大切な潤い成分まで流してしまうものがあります。
表層部分の乾燥につながるため、使用を避けましょう。
また、クレンジングや洗顔は、擦り過ぎず、洗い流すときも人肌の温度の水でしっかりと流しましょう。
保湿はローションパックを使って時間をかけて保湿成分を浸透させます。
浸透力と保湿力、そして持続力をもった美容液を選択しましょう。
仕上げはやや油分多めのクリームを使って水分が蒸発しないように保護膜を作りましょう。

3.しみ対策のホームケア【大じわ・表情しわ】

目の周りや口の周り、頬の周囲に加齢とともに現れる深いしわです。
保湿をしても改善しないのが特徴です。
指先で広げても深いしわが残ります。
しわの原因が真皮層のコラーゲンやエラスチン、皮下組織の表情筋の老化にあり、多くはたるみもともないます。
「改善の難しい永久しわ」といわれ深部美容が必要です。

コラーゲンの生成につながる美容成分配合の化粧品を使用し、週に1~2回の簡単なマッサージやパックなどのスペシャルケアをしましょう。
睡眠不足を避け、お肌が作られる午後10時から午前2時の間は質のよい眠りに入っていられるようにしましょう。
たばこやアルコールの摂取しすぎは、深いしわを悪化させます。
深いしわには内面美容が重要になります。
酸化と糖化を防止する成分を積極的に摂取しましょう。

 

  • 抗酸化ビタミン・・・βカロチン、ビタミンC、ビタミンE
  • 抗糖化成分・・・・・トウモロコシのひげ、サフラン、どくだみ