大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

唇の荒れ・乾燥の原因と対処法

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お顔のお肌のお手入れは欠かさずされていると思いますが、唇のケアはどうでしょうか?
秋になり冬が近づく頃、日焼けをされた後など乾燥が目立ち、あわててリップクリームを塗るなどの経験されたこともあると思いますが、唇の乾燥と原因は何なのでしょうか。。。

  • ・唇の構造
  • ・乾燥・荒れの原因
  • ・予防対策

1.唇の構造とは

一体、唇の構造はどのようになっているのでしょうか?

唇の構造は肌と同じで表皮、真皮に分かれています。
表皮には皮脂膜、汗腺がほぼありません。そのため皮脂膜ができず水分保持機能も低くなります。
そして一番表面の各層は、非常に薄い分、バリア機能も弱いため、外敵ストレスも受けやすいという特徴があります。
表皮下の真皮内では毛細血管、線維芽細胞、コラーゲンやエラスチンなどが存在します。
唇が赤いのは血管内のヘモグロビンの赤色が薄い角層を通して透けるため。

肌と同様の保湿・UVケア、真皮のコラーゲンケアがとても大事なのです。

2.・乾燥・荒れの原因

粘膜に近い唇の表皮は、内臓の様子をダイレクトに反映します。

  • 寒さによる乾燥、血行不良、代謝の低下。
  • 冬場の暖房がきいた室内。
  • リップや口紅などあっていない
  • こすりすぎなどの摩擦など。

物理的な刺激も荒れの原因に。
乾燥が気になると、唇をなめたりしがち。
この行為はますます乾燥が進行してしまいます。
頻繁に手で触ってしまうのもよくありません。
体調不良や栄養のアンバランスも唇が荒れる原因となることも。
とくにビタミンB2が不足すると乾燥が悪化します。

3.・予防対策

・正しいクレンジング

唇に口紅が残ったままだと、荒れてしまい乾燥の原因に。
専用のリムーバーを使い落しましょう。
落すときに気をつけることは、ごしごしと強い力を入れない、口角や縦しわは残りやすいので、綿棒やコットンを小さく折って、使うと落としやすいです。


・スクラブケア
最近、唇用のスクラブがたくさんでています。
唇も角質が溜まるので、スクラブで古い角質を落とし、ツルンとなめらかな唇に。
ただしスクラブは気をつけないと、反対に唇を傷つける可能性もあります。
選ぶ基準は、優しいもので。


・応急的なケアとして
唇の皮が頻繁にむけてしまってどうしようもないときは、“ワセリン”が効果的です。
唇を乾燥から守ってくれます。
特にお休み前に塗ってから寝る、ラップをする、なども効果的です。

身体の中から見直すことも大切です。
バランスのとれた食生活が理想的です。
得にビタミンB2は積極的にとるようにしましょう。(レバー、牛乳、卵、うなぎ、のり、わかめなど)

飲酒過多や激しい運動や疲労、抗生物質や精神安定剤などを長期間、多量に服用。
油っこいものや塩辛いものを好んで食べる生活はビタミンB2不足を引き起こします。

唇はバリア機能が低いにもかかわらず、常に外敵刺激にさらされている部位です。
得に紫外線は水分を蒸発させ、乾燥を招く原因になります。
日中はお化粧と一緒に唇もUV効果のあるリップクリームを使用しましょう。

刺激も影響を受けやすいので荒れているときは、なるべく刺激物やアルコールを控えるのが安心です。

これから気温が上がっていき、紫外線もどんどん降り注ぐ時期にはいります。
ぜひこれらのことに気を付けて、プルンとしたツヤのある唇を目指し、維持しましょう。