大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

足のむくみをマッサージで解消する方法

朝起きたら顔がむくんでパンパンに腫れている、夕方になったら脚がむくんでしんどい…むくみが原因で悩んだ経験ありませんか?
手足が冷えていたり、冷たい飲み物を取り過ぎていたりする人はむくみやすい人が多いです。

  • むくみは一体どうやっておこるのか
  • むくみの原因
  • むくみやすい人はどんな人か?
  • むくみがある時の改善方法

1.むくみは一体どうやっておこるのか

むくみは病気が原因のものもありますが、だいたい翌日には解消するというような”生理的なむくみ“がほとんどです。
ただし慢性的になると違和感や、いつまでもたってもスッキリしない状態が続きます。

長時間のデスクワークや立ちっぱなしで同じ姿勢でいると重力の影響で脚の下部に血液が溜まっていきます。
静脈圧が上昇することになり、血管内から皮下組織に水分が押し出され、この余分な水分がむくみとなってあらわれます。

いちど毛細血管から外に出て間質液となるがその全部が毛細血管に直接戻ることはできません。
それらをリンパ管が回収して血液に戻してくれるのです。
それらは皮膚のすぐ下に溜まるのですが、体の深部にも溜まります。

まずは血流の低下、脚を動かさない(下半身の筋肉を使わない)状態が長く続と、筋ポンプ作用のあるふくらはぎの筋肉を動かさなくなるので血流が悪くなり、水分が溜まってしまうのです。
大事なのはふくらはぎです。
ふくらはぎが筋ポンプ作用となって心臓に血液をもどす働きをしてくれます。

また、栄養が足りないと、血液中のたんぱく質がへり、むくみが生じます。
肩こりや肌荒れの改善にもつながりますが、規則正しい生活ときちんとした栄養を摂る事もむくみの改善につながります。
カリウムを含む食材は身体の水分バランスを調整するので、むくみの防止や改善にお勧めです。
バナナやナシ、きゅうり、いちじくはカリウムを豊富に含むので、むくみに悩まされている方は積極的に摂ってくださいね!

肝臓機能の低下も全身のむくみに関わってきます。
そして肝臓へと注ぎ込む血管の流れが悪くなると、静脈の流れが滞るのでむくみます。
腎臓が悪くなる(尿が正常につくられない)のもむくみます。
ホルモンの病気もむくみを引き起こすものもあります。


片方の脚だけむくんでいる→炎症や、静脈、リンパ管に原因があります。
脇の下、鼠径部などにあるリンパ節自体はむくまないので、もしもリンパ節が腫れている場合は、受診する事をお勧めします。
むくみの部位に熱や痛みがあったり、皮膚が赤や紫色になっている場合も受診してください。

2.むくみやすい人はどんな人か?

あなたの生活にどれだけむくみの原因が隠れているでしょうか?
以下の原因があてはまる方はむくみやすい人です

  • 日中、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいる。
  • 入浴はほとんどせずシャワー派
  • 運動はあまりしない
  • お酒を飲む機会が多い
  • 不規則な生活
  • 塩分の摂りすぎ

脚のむくみはふくらはぎが硬いまたはやわらか過ぎる場合、アキレス腱がくっきりと見えない場合はむくんでいる可能性が高いです。
また、夕方になると靴がきつく感じるという方や靴下の跡がいつまでも残っているという方もむくんでいる可能性が高いです。

まぶたが腫れぼったくて重い人や顔全体が張っている人は顔のむくみが出ています。
フェイスラインがはっきりとしなかったり、目尻の上のまぶたが、ぷよぷよまたはゴリゴリしているのも顔のむくみです。

3.むくみの改善方法

脚の場合は、つま先立ちでかかとの上げ下げを行ったり、動かすことをイメージして脚を動かしたり、 温かいお湯で入浴したあと血流がよくなっている状態でマッサージするのも有効的です。

脚のむくみは鼠径リンパのつまりによって起こるので、脚の鼠蹊部の血流を促進させる事が大切になってきます。
開脚前屈は鼠蹊部の血流を促進させてくれるので、脚のむくみに悩まされる方は是非やって頂きたいです。
脚を開くのが難しい場合は壁に脚をつけて少しずつ開いていくのもオススメです!
お顔のむくみは耳の近くの「耳下腺リンパ」を流す事で改善できます。

身体がむくむと体力が奪われ、健康的な活動を制限されてしまいます。
むくみは身体のコリやセルライトにもつながってしまうので、是非解消方法を試したり、生活習慣を見直してみて下さいね!