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扇風機の風に当たりすぎるとどうなるか

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まだまだ暑い日が続く時、冷房ではなく、扇風機を使って暑さを和らげる事もありますが、扇風機の風にあたりすぎるのも体によくありません。
扇風機の風が体にどういう影響を与えるのでしょうか。

  • 扇風機を体にあてすぎるとどうなるか?
  • 扇風機の上手な使い方
  • 夜も涼しく寝れる扇風機の使い方

1.扇風機を体にあてすぎるとどうなるか?

扇風機を体にあてすぎてしまうと、逆に体温を下げすぎてしまうことがあります。
扇風機の風は意外と強く「『弱』に設定して運転しても、体に直接風を当て続けると、皮膚の表面温度が1時間で1度下がることもあります。
体温が1度下がると、免疫力は30%低くなります。
また、代謝も12%下がってしまいます。
体が冷えてしまうと「疲れやすい」「肩が凝った」「下痢になった」などの症状が出てしまい、下手をすれば、風邪をひくこともあります。

特に注意したいのが、寝室での使い方です。
人の体温は1日の間に一定のリズムで変動しており、一般的に明け方近くの午前3~5時に最も下がるといわれています。
この時間帯は周囲の気温も一段と下がるため、扇風機をつけていると、必要以上に体温が下がってしまいます。
途中で寒さに気づいてスイッチを止めれば問題ないですが、朝までつけっぱなしにすると、体調を崩してしまいかねないです!

2.扇風機の上手な使い方

では、健康に悪影響を与えないようにどのように扇風機を利用すればいいのでしょうか。
夜に扇風機を使うときは風を長い時間、直接当て続けないことが大原則です。
風を壁に当てたり、風の強さが自動的に変わるゆらぎ機能や首振り機能を使ったりするのが良いです。
タイマーを設定し、午前3時ごろまでに止まるようにするのもおすすめです。

一方、一日の中で気温が最も高くなる昼間は、健康体の人ならばそんなに心配しなくていいです。
暑いときは熱中症の恐れがあるので、直接、扇風機に当たり、当たりすぎて寒いと感じたときスイッチを切れば問題はないです。

3.夜も涼しく寝れる扇風機の使い方

夜、冷えによる体調不良を防ぐためには以下の方法がおすすめです。

  • 眠るとき頭にぬれタオルをかける。頭寒足熱で快適に寝れます。
  • 夜はベランダに扇風機を置き、涼しい外気を室内に入れる。
  • 扇風機の前で霧吹きをする。気化熱で室温が下がります。
  • エアコンと併用することで室内の下にたまった冷気を循環させる。

まだまだ暑い日が続き、冷房と扇風機が手放せない日もあると思います。
節電も大切ですが、熱中症によって体調を崩してしまうと元も子もありません!
冷えすぎないように上手に涼を取って、季節の変わり目の不調にならないように、健康的な体つくりを目指していきましょう!