大阪市西区新町と神戸六甲道のトータルビューティーサロン「ANDONA」がお送りするブログ

むくみと水分摂取量について

初夏の陽気を感じさせるくらい気温の高い日も出ており、水分補給をしっかりされる方も出てきています。
また、それと同時にむくみを感じられる方も増えてきました。
むくみの解消には水分摂取が関係しています。

  • 水分の摂取量が少ないとむくみの原因になる
  • 朝起きた時の水分の摂り方
  • 水分を摂りすぎた時は食べ物で解消!
  • お酒を飲む時の水分の摂り方
  • 便秘の時の水分の摂り方
  • 水分の摂りすぎに注意!

1.水分の摂取量が少ないとむくみの原因になる

私たちの体の中には、たくさんの水分があります。
成人男性で60%、女性で55%の水分量を保持しています。
体内の水分量は、摂取と排泄により一定に調節されています。
入る水分と出す水分が一定に調整されていることでうまく整えられているため、このバランスを崩してしまうと脱水症状を起こしてしまったりします。


体の水分の5%を失うと脱水症状や熱中症の症状が現れてしまいます。
脱水は血液中の水分も減少させている状態であり、血液がどろどろ状態になってしまいます。
また、水分の摂取量が少ないとむくみやお肌の乾燥を引き起こしてしまう原因になります。

水分を摂取する必要はありますが、体に浸透するのに20分ほどかかります。
一度にたくさんの水分を摂っても体はうまく吸収することができません。
こまめに少しずつ摂っておいたほうが良いです。

2.朝起きた時の水分の摂り方

汗をかいた寝起きの体は軽い脱水状態です。そこに冷たい水をたっぷり飲むと、お腹を冷やしてしまい、逆に下痢などで水分が逃げてしまいます。
常温水も、体温と比べると低いので、ゆっくり少しずつ飲んでいただいたほうが良いです。
白湯なら、体温に近い温度なので、内臓に負担がなく退社も上がって冷えにくくなります。
白湯にすることで、むくみの解消や乾燥やニキビ肌の予防に最終的につながってきます。

3.水分を摂りすぎた時は食べ物で解消!

胃腸の機能は37~38度くらいの温度の時に最もよく働きます。
あまり温度が下がるとその働きが落ちて、消化不良を起こします。
毎日冷たい飲み物をがぶがぶ飲んでいると、胃腸に負担になるというのはこういう事です。
最終的に体内の水分調整機能の不調を起こしてしまい、むくみに悩まされてしまいます。
こういった場合は利水作用を持つきゅうり、春雨、小豆や黒豆や胃腸の働きを助けるキャベツやカボチャを積極的に摂るのもよいです。

4.お酒を飲む時の水分の摂り方

お酒を飲まれる方は、アルコールは体内で分解する際に水分を必要とします。
そのため、飲酒をすると喉が渇いて、水分を余分に摂りすぎてむくみを引き起こします。
消化を促進する食材えだまめ、タコ、イカ、ホタテ、梅干し、かんきつ類、根菜類をおつまみに食べるなどして、お腹を守りましょう。

5.便秘の時の水分の摂り方

便秘も水分不足とむくみに関係しています。
脂っこい物や辛い物、濃い味やお酒を好む方は体に余分な熱がこもって、水分を消耗して腸の中が乾燥することで便秘になるケースもあります。
当てはまる方はゴボウやきゅうり、レタス、白菜、こんにゃく、豆腐、はちみつなどを摂り入れることで胃の中の熱を冷ますことができます。

6.水分の摂りすぎに注意!

水分の摂りすぎについて指摘する声もあります。
これは、摂り方を間違えると「水中毒」といった必要以上の水分を摂取すると起こる症状ですが、主に眩暈や立ち眩み、頭痛、頻尿、疲労感、むくみが自覚症状として出てきます。

原因は短時間(例えば1時間以内くらい)で、大量の水を飲んでしまうことや精神的疾患やストレスですが、熱い夏でも1L近くの水を一気に飲むのは避けましょう。
一般的に、コップ1杯(約200ml)の水を、間隔を空けて1日に7回ほど飲むのが、体に負担がない量とされています。
水中毒は体の中のナトリウム濃度が低下することによっても起こるので、水やジュースではなく、経口補水液で水分と塩分を補給することでも予防することができます。

むくみは筋肉量の少ない方やお酒を飲まれる方、立ち仕事をされている方で気にされている方は多いと思います。
これからの季節、水分補給も大事になってくるので、こまめにきっちりと飲んでくださいね!