下肢静脈瘤とは何か? 改善のためのケア
こんばんは。ANDONA六甲店です。
先月、オーナーと一緒に認知症の介護をされている方のためのケアをする、アロマのリフレッシュ教室をしてきました
アロマセラピーとは何か?テレビでも取り上げられている認知症に効果的なアロマについてもお話しさせて頂きました。
実際にアロマをブレンドしたオイルでハンドマッサージの実践もしました
ペパーミントとゼラニウムをブレンドしました。
そのリフレッシュ教室で出会ったY様。
下肢静脈瘤になられ、かなり前には両脚ともに静脈瘤の手術をされたものの、最近はとくに脚がだるくてだるくて仕方がなく、どうにかして欲しいとのご相談を受けました。
ご縁がありサロンにご来店頂き、脚のケアをメインに今は一週間ペースでケアにお越し頂いています。
先日で三回目のご来店でした。
リンパを流すようになる以前までは、一週間に五回位こむら返りになっていたそうですが、今は一回なりそうになる?かほとんどこむら返りにならなくなったのだそうです!
三回目のご来店の際には、足首のところに浮き出て見えていた毛細血管の固まりが薄くなった気がするとおっしゃられていました
まだまだ脚の張りやむくみは出られているものの、初回の脚の状態と比べると回数を増すことに脚の流れが良くなっているのを感じます。
私自身、ケアさせて頂きながらリンパの流れを良くすることの大切さをあらためて実感しました。
ご縁があり、Y様のケアをさせて頂けてよかったです少しずつでも、状態がよくなっていってほしいです。
下肢静脈瘤とは?
静脈の中には静脈弁があり、血液が心臓に向かって流れるときだけ開くようになっていて、血液の逆流を防いでくれています。
静脈弁は非常に薄く壊れやすいため、この静脈弁が何らかの原因で壊れてしまうと血液が逆流して血液が溜まってしまい、「下肢静脈瘤」を引き起こします。
この血液が溜まった状態が長年続くと、徐々に静脈の壁が延ばされて太くなっていき、太くなると静脈がくねくね曲がった状態になります。
また、下肢静脈瘤はほとんどふくらはぎに起こります。立ち仕事で脚に負担がかかる方も注意が必要です。
脚のだるさやむくみ、こむら返り、ほてり、むずむず感、かゆみなどの症状がでます。
40歳以上の女性に多く、出産経験のある女性の約半数が発症するともいわれています。
妊娠時には、ホルモンの影響で静脈が柔らかくなって静脈弁が壊れやすくなることで発症しやすくなるようです。
静脈の働き
静脈は心臓から全身に送られた血液が心臓に戻るときにとおる血管です。
全身に送られた血液は毛細血管で酸素や栄養素と引き換えに二酸化炭素や老廃物を受け取って静脈を経由して心臓へ戻ります。
静脈は動脈のように血液を送る働きをせず、心臓より上にある血液は重力で、心臓より下にある血液は腕や足が動いたときの静脈弁の働きで心臓に戻っていきます。
必要なケア
足のリンパの流れは、足のつけ根から腹部に入り、背骨に沿って首の付近で静脈に合流し心臓に戻っていきます。
デコルテ部分(とくに鎖骨下)は、全身のリンパの出入り口ともいわれ、デコルテ部分の流れをよくすることで全身のリンパの巡りをよくなる大切なところです。
下肢静脈瘤の方には、オーダーメイドコースで状態をお伺いしながらのケアがおすすめです。
脚の状態をよくするためにも、デコルテ・お腹・前面&後面フットの部分のトリートメントは大切になってきます。
生活のなかで気をつけて頂きたいこと
・水分を適度にとる
・有酸素運動(ウォーキングなど)
・足を心臓より高く上げた状態で休息する
・深呼吸をして背骨のリンパを刺激し流れをよくする
・弾性ストッキングをはく
・足の指をグーパーする体操、足首をまわす
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お身体のお悩みなど、お気軽にご相談ください。
アロマセラピーサロンANDONA六甲店
TEL:078-841-6666
MAIL:kobe@andona.jp
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